手術のための入院の持ち物について
こんばんは。これは少し前の紫陽花です。とても綺麗に咲いており、癒しですね。
未だ生理が遅れており、いよいよ本当に自分の身体が心配になってきました 涙
そろそろまたKLCに相談の連絡をいれてみようと思います。
さて、先日開腹手術について長文に渡り書き残しましたが、今日は入院時の持ち物について紹介します。
病院から持ってきてと渡されるリスト以外で、私が持って行って助かったもの、良かったものです。
・S字フック
→手術後は寝返りがうてるかどうかの行動範囲です。
ベッドの手すりにティッシュやリップ、本、スマホ充電ケーブルなどを
小バッグに入れたりしてひっかけて置くと、やきもきしながら家族を待ったり、
看護師さんを呼ぶことなく自分で解決できるので便利!
見えているのに取れないのはストレスですよ~。
・スマホ充電器(長め)
→ベッドとコンセントの位置関係が当日まで分からないので。
遠いと動けるようになるまでスマホが見られないことに!
自由が利くようになるまではスマホが本当に唯一の娯楽になります。
2回目の手術の時はTVの位置が悪くて、数日見ることはできませんでした。。
・スマホ立て(私はDAISOの額縁立てで代用)
→手術後、ほぼ1日寝返りしかできなくて、痛みと暇しかありません。
癒着しないように15分置きに寝返りをして常に横向きでいるように指示があり、
寝ることも許されない。。(15分置きの寝返り指示は腹腔鏡手術の後)
スマホでドラマや映画を見ていましたが、手で持っているのは疲れるので。
・ペットボトルにつけられるストローキャップ(DAISOなどにあります)
→飲み物をペットボトルやコップで飲むのにはどうしても腹筋を使います。
これなら横になったままこぼさずに飲めるので。
・めぐりズム蒸気でホットアイマスク
→前回の手術の時に、前日緊張で全く眠れなくて徹夜で手術に臨むことに…。
普段疲れた時に使っているこのホットアイマスクはリラックスして眠れるグッズ
・マスク
→部屋が乾燥するのと、手術後しばらくはクシャミが地獄です。
なるべく鼻に刺激が来ないようにマスクをしていました。
・スリッパ
→かがまなくてもサクっと履けて、脱げにくいサンダルかスリッポンみたいな靴
リハビリのウォーキングするのにスリッパ(靴)ストレスは減らしたい!
・好きなふりかけ/ご飯のお供
→これは入院食に制限がない方前提ですが、美味しいところ少ないと思うので・・
・お腹を圧迫しないショーツ
→ショーツを履けるようになってからですが、腰部分が緩めのレースになっている
お腹すっぽり隠れるショーツが傷に当たらず、擦れずお薦めです。
あとは、いい香りのリネンスプレーとかでしょうか。
これから手術を控えている方の参考になればいいなと思います。
では、また^^
子宮内膜症と子宮筋腫摘出の手術って?②
こんにちは。
前回、子宮内膜症と子宮筋腫摘出手術の決意をしたところまで書きました。
今日は、その続きになります。
まず悩んだのは腹腔鏡か?開腹か?
手術を提案してくれた医師は、腹腔鏡手術は短時間だし、入院も長くなく、仕事への復帰も早いとメリットを話してくださいました。
その病院は腹腔鏡を得意とする病院だったし、両親の知り合いのところにセカンドオピニオンを求めることに。
結果、セカンドオピニオンは開腹手術でした。
各検査結果を見る限り、腹腔鏡が間違いとは言わないが、取り残すリスクがあるので、開腹して視野を確保した状態で手術をした方が確実だということでした。
ただ、開腹だと入院1週間、その後2~3週間は自宅療養と言われ、当時、秘書のような仕事をしていたこともあり、かなり迷いました。
しかし、36歳、着実に前に進みたかった私は、旦那さんとも相談し、開腹にすることを決意。
覚えている範囲で細かく紹介しますね。(とっても長くなりそうです!)
初めての入院、そして手術
入院初日
相当ビビって半泣きのまま病院へ向かい、個室を希望したのに大部屋になる。
手術前診察、剃毛(看護師さんが剃るので恥ずかしい)、浣腸など前日準備を粛々と。
あとは、確かこの日にお腹を縦に切るか、横に切るか決めたような気がする。
縦より横の方が傷が目立たないけれど、視野は縦の方が広くとれるという点と、
横に切って、万が一の時は縦にも入れる可能性がゼロじゃないと言われる。
十字は勘弁と思い、縦で切ってもらうことに。
この夜は手術の緊張と大部屋で隣の音が気になり、ほぼ一睡もできずに朝を迎える。
手術日(前編)
ほぼ完徹で迎えた手術日。
朝一番8時台の手術に決まり、手術着&血栓防止ソックスを履き、歩いて手術室へ。
ドラマで見るベッドで運ばれて、手術室前で家族が見送る儀式はなかったです!
でも、手術室に入るとドラマそのもの!かなりビビりながら、手術台へ横になる。
若手麻酔科医が左手首の上に点滴のラインを取ろうとするも失敗。
ベテランらしき麻酔科女医が「もういいわ、貸しなさい」と言わんばかりに交代し、
痛みもなくライン取りを終わらせる。ほんと注射って人によりますね・・・。
そして、事前にブログで調べまくり、かなり痛いのを覚悟していた硬膜外麻酔。
膝を抱え、海老のように背中を丸めるよう促される。
チクッとしますと言われ、針が背骨の間?に入る。ん?あまり痛くない。
そこから、カテーテルが挿入されているようだが、あまり感覚はなかった。
その後、麻酔を注入されて即意識を失う。
手術日(後編)
頭がぼーっとしながら目が覚める。まだ手術室。
頭上に見える時計を見ると、針は12時半を指している。
あれ?手術は1時間半のはずなのに??と頭をよぎるも、気持ち悪くて思考停止。
ベッドのまま手術室から出るも、左に右に曲がるので、完全に乗り物酔い。
手術ゾーンの扉を出ると、母と旦那が何かを言っているが全然理解できない。
どうやら個室に移れたようで、そのまま個室に運ばれ、一息つく。
麻酔の影響か、痛みはないが、ひどい気持ち悪さの中、家族が話しかけてくる。
どうやら、10時くらいには終わるはずだったのに一向に出て来ない上、
誰も説明しに来ないので、何かトラブルが起こったのだとヒヤヒヤしていたと。
手術後、執刀医から話を聞いたところ、お腹を開けてみたら癒着がひどくて、
癒着剥離に時間がかかり、4時間という大幅な時間超過になったとのこと。
ぼんやりした頭で、これは待つ側の方が大変だったなと家族を気の毒に思った。
初日は、ほとんど動けぬまま、ぼんやりと過ごす。
背中からは硬膜外麻酔の管が出ていて、下には尿管が繋がっている。
あー、私、手術をしたんだなって実感した。
手術翌日
今日からなるべく寝返りを打つようにと言われる。
いやいや、昨日お腹切ってるのに動けなんて。
ちょっとでもお腹に力を入れると傷が熱くて痛みが走る。
でも、動かないと癒着するのだそう。
この日は、ちょっとだけ寝返りを打つを目標に悪戦苦闘する。
硬膜外麻酔の影響か、何度も吐き気があり、嘔吐することも。
この嘔吐反射が何よりも痛くて涙が出た。
手術後2日目
今日から出来るだけ起き上がって、歩く練習をとのこと。もう??
ただ、今日も動けば吐き気が襲ってくる。立つ練習をする度に、嗚咽し、嘔吐。
燃えそうに熱い傷と痛みに耐え、涙が出てくる。
何をするにもこんなにも腹筋が必要なのだと、腹筋の存在を実感。
手術後3日目
昨日尿管を抜く予定が、立とうとすると嘔吐するので延期していた。
今日は硬膜外麻酔の投入量を少し減らしてみることに。
痛みは増えるかもしれないけど、吐き気はなくなる可能性があるとのこと。
投入量を減らして少しすると、ぴたりと気持ち悪さが改善!
痛みはあるものの、耐えられないほどではないので、ようやく動けるようになる。
そして、ようやく尿管を抜管。恥ずかしいし、独特の感覚だけど、痛みはなし。
これからはトイレは自分の足で行かなくてはならなくなった。
座るのも立つのも歩くのもいちいち痛いが、気持ち悪くないので前向きでいられた。
手術後4日目~退院前日
病院のご飯はどのメニューでも美味しくなくて、申し訳ないけど残しまくっていた。
そんな私を見かねた母が色んなふりかけを差し入れてくれる。ふりかけ万歳!
何日目か忘れてしまったけど、硬膜外麻酔を背中から抜く時も痛くなかった。
ある程度歩けるようになってからは、早く回復したい一心で病院中歩きまくった。
痛み止めの服用もほとんどせずに済み、人間の回復力の高さに感動する毎日だった。
ただ、調子に乗って階段の上り下りを数回した日の翌日は、起きると背中全体が
驚くほど痛くて、お腹をかばって歩いていることに気づき、階段は控えることに。
これから手術を受ける方はほどほどに!
手術後1週間、退院日
ようやく退院の日!
歩けるようになってからは、病院暇だったな。
母が車で迎えに来てくれたのですが、少しの段差で揺れるたびに呻き声が出る。
振動はまだ響くらしい。
その後、2週間少しを実家で毎日散歩しながらリハビリ。
久々の実家生活では、リハビリ中で制限はあるものの、毎日できることが増える
喜びを感じたり、両親とゆっくり過ごせるこの時は、これはこれで貴重だったな。
そういえば、リハビリ中にとても困ったのは、くしゃみ。
鼻炎があり、普段からくしゃみの多い私。
できるだけ事前にくしゃみを止めるも、出てしまった時の痛みと熱さは最悪だった!
手術後3~4週間
ようやく自宅へ戻る。
電車はちょっと怖いけど、痛みはほぼないので、もう大丈夫そう。
会社にはちょうど手術から1か月後に復帰することに。
普段の生活と会社での仕事は違うから、体力持つか少し心配。
でも、仕事に復帰してみたら、1ヶ月も休んでいたことも忘れるくらい、
いつもの生活に戻りました!
お腹に残った傷はおへそから下に向かって15センチくらい。
痛々しい傷が残ってしまったな。
でも、手術後に私から摘出した筋腫の山を見た旦那が、こんな塊をこんなにお腹に入れていたのか!とびっくりしたと言っていたので、やっぱりこの手術を決意して良かったのだと思う。
そして、私の場合は癒着がひどかったので、開腹手術を決意して良かったのだと思う。
背中を押してくれた旦那と両親、サポートしてくれた友人、上司、会社の同僚に感謝。
ちなみに、傷には3Mなどの傷跡保護テープを出来るだけ長い期間貼り、擦れや紫外線や空気に触れることによる乾燥を防ぐことが、傷を綺麗に治す秘訣だそうです。
私は2ヶ月~3ヶ月くらいは貼っていたと思います。
傷跡は4年経つ今もまだ残っていますが、かなり薄くなってきています。
(私の場合、そこにさらに腹腔鏡の傷が増えましたが・・・涙)
かなり長くなりました、すいません。
自分の備忘録も兼ねて、初めての入院、そして手術 の全貌を残しました。
ではまた。
子宮内膜症と子宮筋腫摘出の手術って?①
こんにちは。
1ヶ月ほど前に書いたブログで、移植周期に入るため生理待ちと書いておりましたが、なんとまだ生理が来ません。卵管封鎖してますし、妊娠の可能性はありません。
D56です。
前回50日周期で、コロナやプライベートがいくつか重なったこともあり、心身へ影響が出ているのだなと思っていたのですが、今周期もとは・・・涙
心配になってきました。
先週、KLCへ電話をして一旦受診すべきか、近くの婦人科へ行くべきか、このまま一旦待つべきかを相談したところ、もう少し様子を見ましょうとのこと。
そして、生理が来たら10日目の予約ではなく、3日目のレトロゾール周期で予約することになりました。
今週中に来なければ、もう一度電話をして判断を仰ごうと思います。
さて、こんな状況で通院がストップしてしまっているので、この隙にこれまでの振り返りを整理しておこうかなと思います。
まずは、2016年に受けた子宮内膜症と子宮筋腫摘出の開腹手術について。
続きを読むチョコレート嚢胞の出現
こんにちは。
3日坊主にも辿り着かず、すっかりご無沙汰してしまいました。。
少しwithコロナ生活も落ち着いてきたので、ブログ再開したいと思います!
さて、卵管水腫手術後の移植再開に伴い勃発していた問題ですが、卵管水腫手術後検査で問題はなく、移植を再開しようと生理10日目にKLCへ行ったところ、チョコレート嚢胞の大きさが気になると言われ、このまま妊娠すると心配なところもあるので、一度妊娠したら出産しようと思っている病院で見てもらった方が良いと思う。場合によっては手術も視野に入れることになるかもしれない。一旦今回の移植は延期しましょうとのこと。紹介状を書くので、病院名を教えてくださいと。
ん?皆さん、不妊治療と同時に出産予定の病院って決めているものなのでしょうか?取り急ぎ、ここで産めたら安心だなと思っていた、以前に子宮内膜症の手術でお世話になった病院の名前を告げ、紹介状をもらうことに。
そこの先生にチョコレート嚢胞の状況を把握してもらって、移植のGOがもらえたら再開しましょうとのこと。
かなり気分が重たくなりました。今年腹腔鏡手術したばっかりですよ。その手術の時、気づいて一緒に対処してもらえたら良かったのにとか考えてしまいました。近いとはいえ、部位が違うから無茶ですね、はい。。
そうして、その病院に状況を説明し、受診受付してもらい、以前の執刀医に4年ぶりにお会いし、診察いただきました。あの頃はこの先生に次に会うのは出産の時だなと呑気に考えていたのになぁ。。
でも診察の結果、まったくリスクがないわけではないが、懸念していた妊娠と共に大きくなるものではなさそうなので、移植を進めてもらっていいですよと言ってもらえました。良かった!
しかし、この診察のあと、生理が遅れに遅れ、50日周期だったこと、KLCからも日本生殖医学会からの提言によりできるだけ移植は延期をとの案内もあり、この回は見送ることに。今生理待ちです。
最近、私の精神的な出来事や圧がかかると生理周期にはっきりと影響してくるのでできるだけ平常心でいたいなと思っています。時間がないのになかなかスムーズに事が進まないのがもどかしい。
次は、私も当時いろいろな方のブログを調べまくった、子宮内膜症の剥離と子宮筋腫摘出手術の時のことを綴ろうと思います!
では、また^^
私の治療歴
さて、まずは私の治療歴を紹介したいと思います。
30歳で結婚し、はじめの4年くらいは仕事も遊びも楽しい時期で、
夫婦共に仕事に遊びに没頭しており、子どもについては「いつか欲しいね」と
先送りにしてしまっていたように思います。
やがて仲の良い友人夫婦に子どもが産まれたり、同期や同級生の出産ラッシュもあり、
そろそろ子どもについて真剣に考えねばと思い出した35歳。
婦人科の定期検診で、妊娠を望むなら、子宮内膜症と子宮筋腫の摘出手術をした方が良いと勧められました。
手術について、詳しい話はまた後日。。
そこからの治療歴はこんな感じです↓↓
🌕2016年
その後、子宮卵管造影検査を受け、問題なく両方通る
🌕2017年
本格的に不妊治療の通院スタート
まずは、タイミング法を繰り返すも、着床に至らず
🌕2018年
人工授精(AIH)にステップアップするも、着床に至らず(5回)
体外受精(IVF)へのステップアップを薦められるも、秋頃に転院を決意し、KLCへ
🌕2019年
採卵4回、移植2回
🌕2020年
卵管水腫手術
移植を再開しようとするも、再度問題勃発
↑いまここ
今はもっと早くにIVFへステップアップしておけば良かったなと思っています。
当時はこんなに苦戦するなんて少しも考えていなかったので、できるだけ自然な方法にこだわっていたりしていました。
それから、当時は旦那さんと足並みが揃っていなかったことや、私のIVFへの恐怖心も二の足を踏んでいた原因です。
でも、この4年でだいぶ話し合い、足並みを揃えて協力し合えるようになったかなと思います。転院とIVFにトライするきっかけも旦那でした。
私がもう少し頑張ろうって思うなら、後悔が残らないように今ある医療技術を最大限活用してやりきるところまでトライしてみよう。
それでも授からなかったら、子どもがいない人生をめいっぱい楽しむ方向にシフトしようと。
いつも仕事と遊びのことばかりで、直感で今を生きている旦那が、ちゃんと考えてくれて話してくれたことに、私の踏ん切りもつきました。
長くなってしまった。
今は勃発した問題も少し解消して、さて、移植再開の通院予約を取っていた矢先に、新型コロナウイルスの影響で、通院が延期となってしまいました。
私にはそんなに時間がないのに、コロナめ!!
少しでも早く収束しますように。。